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保育士が円満退職するためのコツ
いざ退職を決めても、その旨を園に伝える決心がつかない保育士の方も案外と多いのではないでしょうか?
「退職届を提出する際、園長に引き止められるのではないか」「退職を伝えてから辞めるまでの期間、人間関係が悪化しないか」等々、不安が尽きませんよね。
そこで今回は、保育士が円満退職するためのコツをご紹介します。
職場に迷惑をかけない
円満に退職するコツとして最も重要なのは、職場に迷惑をかけないことです。
前半は、職場に迷惑をかけないためには具体的にどうしたら良いかについて述べていきます。
1つ目は、退職の意思を遅くても3ヵ月前までには伝えることです。
保育園では、年末までには次年度のクラス編成や担任が決まるところがほとんどです。
そのため、皆さんが年度末ぎりぎりに退職する意思を伝えてしまうと、園は一度決めたクラスを編成し直さなければならなくなります。
2つ目は、退職理由についてです。
多少の嘘があっても「人間関係が上手くいかなかった」「待遇がよくなかった」などと言うのは控えましょう。
例えば「健康上の理由」「家庭の事情」等、当たり障りのない理由にとどめておくようにして下さい。
保育園は現在、基本的にどこも人手不足です。
前者のような理由を述べてしまうと、引き止められる可能性が高いです。
さらに、皆さんが人間関係や待遇の面で転職しようとしていることが他の職員に伝わると、他の職員のやる気を損なうことにつながり兼ねません。
3つ目は、引継ぎをしっかりすることです。
引継ぎマニュアルを作成するなどして、丁寧すぎるぐらい、後任の方に引継ぎをしっかりしましょう。
最後に、退職日当日までしっかりと務めを果たすことです。
退職が決まってから退職日までは、来年度の打ち合わせに参加できないなどの点で気まずさを覚えることもあるでしょう。
気まずさを減らすためにも、残りの自分の仕事を全うして下さい。
感謝の気持ちを忘れない
円満退職するためには、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えることも非常に大切です。
「もう今の職場とは関係なくなるのだから、もうどうでもよい。」などとは決して考えないで下さい。
他の職員の方のみならず、保護者や子供たちにもしっかりと感謝の気持ちを表現すると良いでしょう。
保護者の方へは、連絡帳のやりとりの最後にお礼の言葉を添えておくと好印象です。
そして退職日には、他の職員の方々へ挨拶をすると共に、お礼の品を持参すると尚良いでしょう。
まとめ
現在の保育園で出会った子供たちや保護者、先生など、様々な人たちとのつながりや人脈は、一生の財産となります。
円満に退職できると、皆さん自身も後腐れなく、前向きな気持ちで新たな職場に向かうことができるでしょう。
退職する際には、園に迷惑がかからないようにすることと感謝の気持ちを忘れないことを意識し、円満退職ができるように心掛けて下さい。