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保育士の退職手続きで必要なこと
保育士が退職手続きをする際に何が必要かご存知ですか?
保育士の退職手続きには、保育園に返却するものもあれば保育園から受け取るものある為、混乱しやすいですよね。
必要なものが何か知っておくと、手続きをスムーズに進める事ができます。
今回は、保育士の退職手続きに必要な事についてお話しします。
保育園に返却するもの
退職時、保育園には「健康保険被保険者証」と「保育園の物品」などを返却しなければなりません。
健康保険被保険者証を返却してもらった後は、実質保険証が無い状態になりますので、次の手続きが必要になります。
転職先が決定している場合は、新しい就職先の保育園の健康保険に加入します。
退職しても次の転職先が決定していない場合や、転職までに間が空く場合には国民健康保険に加入するか、任意継続被保険者制度を利用してください。
そして、保育園から借りているものはすべて返却します。
細かな事務用品、ネームプレートなどはしばしば忘れがちですが、もともと保育園の備品ですので返却する必要があります。
面倒くさがらず、もれなく返却する事で誠実さをアピールする事ができるでしょう。
気を付ける必要があるのは、園児や保育園のデータが入ったUSBメモリーです。
データを消去するか、園に返却するかのいずれかを行わなければなりません。
保育園から受け取るもの
保育園から受け取るものには、「雇用保険被保険者証」「年金手帳」「離職票」「源泉徴収票」があります。
雇用保険被保険者証は、勤務中は保育園が保管し、退職後は本人に返却される事になっています。
雇用保険の手続きに必要で転職先にも提出するものです。
年金手帳も、転勤先に提出するもので、公的年金制度の被保険者である事を証明するものです。
基本は個人で保管することになっていますが、場合によっては保育園に渡したままになっている場合があるので確認が必要です。
源泉徴収票は、年末調整や確定申告に必要になります。
離職票は、退職を証明するもので、退職日の翌日から10日以内に渡される事になっています。
郵送する手続きも可能な場合もあるのでしっかり確認しておきましょう。
離職票に関しては、転職先が決まっている場合には不要です。
保育園をやめる際に、園から受け取るべきものをしっかり受け取っていなければ、その後の手続きが進まず、転職活動でのトラブルにつながり兼ねないので注意して下さい。
まとめ
最近は、個人情報の取り扱いが非常に厳しくなっています。
例えば、あなたが在任中に記録した園児の様子を綴ったメモ一つであっても、消去し忘れると、責任を咎められる事もあります。
漏れがなく、かつ段取り良く行うためは、チェックリストなどを作成しておくのもよいでしょう。
余裕があれば必要書類の受け渡しだけではなく、感謝の気持ちを何らかのお礼の品と共に伝えるとわだかまりなく退職の手続きができるでしょう。