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保育士の転職にはお得がいっぱい!〜自治体のお得な転職先とは?〜
どの職業であっても、転職は精神的にも金銭的にも負担がかかってしまいます。
就職先を探すのも、新しい職場になじんでいくのも大変な事でしょう。
しかし、保育士の需要が高まってきた近年、保育士の転職をサポートする自治体も増えてきました。
保育士の転職は今、どのような変貌を遂げているのでしょうか。
保育士の就職に関する助成金
2017年4月より、市区町村で勤務している保育士に対して助成金制度が始まったということを、皆さんご存知でしたか?
自治体によっては「保育士等処遇改善助成金」という名で、保育士、幼稚園教諭に対して広く助成金を設定しています。
少子高齢化が騒がれてはいますが、どうしても保育士の数は需要に対して足りていません。
国全体として約7万人もの保育士数が足りていないといわれています。
今後も保育園は増え続ける中、保育士の人材は足りないままになってしまうかもしれません。
そのため、助成金制度は、現保育士さんに長く働き続けてもらう、さらには保育士を一度退職・離職してしまった方に再就職を検討していただくような素敵なプランとなっているのです。
地方自治体によっても支援策の詳細は異なりますが、大まかな施策は人材育成、再就職支援、就業継続支援、働く職場の環境改善という4本の柱から成り立っています。
具体的な施策としては、
・保育士試験の年2回実施の推進
・保育士に対する処遇改善の実施
・保育士養成施設で実施する学生に対する保育所への就職促進を支援
・保育士・保育所支援センターにおける離職保育士に対する再就職支援の強化
・福祉系国家資格を有する者に対する保育士試験科目などの一部免除の検討
・保育士確保施策の基本となる4本の柱の確実な実施
という施策が定められています。
どの政策もこれから働く保育士、現職の保育士、そして離職した保育士にも優しい制度となっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
保育士資格を持っている皆さんはお分かりかもしれませんが、保育士試験は筆記試験が8月、実技試験が10月と年に1回ずつしか実施されていません。
さらにこちらの試験は3年以内に合格しないと合格した科目の免除は解除されてしまうのです。
保育士試験が難しいといわれているゆえんはこのシビアな日程にもよるでしょう。
保育士試験が年に二回開催されれば、より多くの保育士になりたい方に広くチャンスが与えられると思います。
これから保育士に就職する予定の保育士に対しても、保証が有効であるということもこの施策のミソであり、未来への展望を感じさせる素敵な政策ですね。
これらの制度は平成29年度とまだまだ新しい施策ですから、まだ不十分な制度であるといえます。
そのため、制度が効果的に保育士さんたちに還元されているのか、保育士たちが働きやすい環境改善となっているかを確認する「保育士確保対策検討会」が設置され、定期的に保育園に対して調査が行われています。
さらにこの施策の検討会も定期的に開かれており、今後もよりよくなっていく制度と言えるでしょう。
また、こちらの制度によって保育士たちに与えられるのが各種助成金です。
上記にある様に保育士を目指す方にも就学支援金が支給されますし、継続勤務をしている保育士さんには中小企業労働環境向上助成金ということで、保育士一人に対して一定の金額が支給されることになっています。
しかしこの制度、現場の保育士たちには完全に還元されていないという声がいまだにあるのが現状です。
もちろんこの制度によってしっかりと待遇が改善された保育園も多く存在するのですが、助成金の分が給与に反映されていない保育所もあるそうです。
保育所に渡される助成金は園長など責任者に一任されているため、保育士に完全にいきわたらない場合があります。
助成金制度を知らなかった、あるいは助成金が給与、賞与に反映されていないという方は職場に疑問を持った方がいいかもしれませんね。
転職のサポートがある自治体も?
先ほどご紹介した保育士確保施策は、自治体によって少し個性があります。助成金が配布されるという事はどこでも同じなのですが、額に少し差があったり、給与以外の面でもサポートしてくれたりする自治体や保育園も存在します。
例えば、転職や就職の際に引っ越し料金を負担してくれるという自治体もあります。
保育士の数はやはり自治体によって差があり、保育園の数に対して保育士が足りていないという自治体があるのも現状です。
そのような自治体では、保育士人材確保として、引っ越ししやすい環境をサポートしてくれているのです。
また、住居の紹介や宿舎を利用する事ができる保育所もあります。
就職だけではなく引っ越しも重なると、経済的、精神的負担は大きくなるかと思います。引っ越しというだけで気疲れしてしまいますからね。
そんな時にも、住居サポートがある自治体であれば、安心して就職する事ができると思います。
また、再就職支援、離職防止対策として保育士の研修支援を行っている自治体もあります。
保育士を対象として就職前の期待と現実のギャップを埋める講義、保護者対応についての研修が行われているそうです。
保育士としての実力を底上げすることにもつながりますし、離職してからの再就職の場合には研修を挟むことで自信を持って保育業務に臨む事ができると思います。
保育士は十人十色の子供や保護者に対応していかなければいけない為、かなり専門性の高い職業です。
保育士資格をもってしても対応できないトラブルがあるかもしれません。
そんな時にも研修を受けている事で自信が付き、子供や保護者の前でも堂々と保育士としてお仕事をする事ができると思いますよ。
先ほどご紹介した保育士確保対策検討会は、保育士確保施策が十分に働いているかを調査するだけの期間ではありません。
今後、より保育士が保育所で働きやすくするために、より良い施策を作成するための方針検討なども行っているのです。
保育士確保対策では、今後、保育従事者のキャリアアップも検討されています。
保育士資格を持っていない子育て支援員などの保育従事者でも、保育士の資格を取得しやすくなるような仕組みが現在検討されているようです。
ですから、今後はどうしても保育士になりたい、他の職業に従事しているが保育士に転職したいという方も保育士を目指しやすい環境が作られていくと思いますよ。
また、保育士養成課程及び保育士試験科目が、他の国家資格と一部共通化する事が検討されているそうです。
保育士試験での単位取得免除や科目免除という点においても、今後は優遇されていくと思います。
今、このような対策に、積極的に取り組む保育所にも支援がされているそうです。
支援があれば、より保育士に対して給与アップなどを行う余裕が出てくると思います。
これから、より保育士の待遇や保育士が働く環境が良くなっていく事は、間違いないですね。
まとめ
このように、近年、保育士の転職環境が徐々に改善されつつあります。
助成金や各種サービスなど、今後も保育士の働く環境が拡充されていくでしょう。
もしも保育士に転職したいと考えたなら、転職サイトの活用をお勧めします。
保育所によるサービスや給与・賞与などがサイトであればとても比較しやすくなっています。
今後保育士への再就職、転職を考えているという場合には、ぜひ活用してみてくださいね!