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職務経歴書の書き方のポイント
職務経歴書はこれまでの勤務経験をただ書けばいいというわけではありません。履歴書だけでは伝えらえないアピールの材料になります。課名や係名で考えるのではなく、どんな仕事を任されていたのか、具体的に考え、列挙したうえで書き始めるといいでしょう。職務経歴書は、時系列でまとめていく方法とキャリア式といって職務内容ごとにまとめていく方法、また市販の用紙でその両方を兼ね備えたようなものもあります。事務職、技術職ではキャリア式、営業職では時系列の方がいいとされています。専門職は、どういう専門職かに左右されるでしょう。
どの職種にもアピールする際に強いのは数字です。数字は、客観的で具体的な要素が強いからです。勤務年数とか、何か手掛けたものの数とか相手にした人数とか職務経歴書を書く前のメモの段階で数字に表現できるか考えてみましょう。
事務職の場合、数値で表すことはなかなか難しいと思います。その場合は、行ってきた仕事の具体性です。タイピングが速いといわれている人は何分間に何文字入力できるのか数値化するといいと思います。技術職の場合は、その内容にもよりますが、ある作業工程を任されているとしたら、作業個数を具体化したり、どんな技術をもっているのかを書くといいでしょう。また、仕事の覚えが早く、通常○年かかるものを○年でできるようになったというものがあればもちろん、それもアピール材料です。営業の場合は、顧客数、売上など数値化できる要素が多いと思います。数字に加えて、自分自身が工夫したことも書き加えるといいでしょう。専門職の場合、クリエーター系の場合は特に、自分の作品の写真を添付し、視覚に訴えるという方法があります。
自分のこれまでの経験が、これから応募しようとする企業のどんなところに役立つのかを意識して、職種にあったアピール方法で、応募先の方に「この人に会ってみたい」と思わせること、それが大切です。