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大学病院の看護師
専門性を身につけ、スキルアップを図りたいなら大学病院の看護師になるのが、最適です。
大学病院の場合、教育体制がしっかりしています。また、診療科も多いため、様々なことを経験できるチャンスがあります。使われている医療機器にしても、一般の病院では使われていないものも多いです。そういった面でも技術習得に役立つでしょう。
ただ、緊急性の高い患者様が多いため、仕事内容としては、ハードです。
しっかりとした観察をしていないと命にかかわる患者様も多いです。遠いところから治療に来られている患者様、難病のため、一般の病院で治療できない患者様が多いため、メンタルケアの面で接し方を考えなければならない場面も多いです。
待遇に関しては、人員基準がしっかりしているため、夜勤回数については守られています。お給料は、民間の病院とあまり変わらないといわれています。以上のことを考えると、専門看護師や認定看護師を目指している方に向いている職場です。
市立病院の看護師
市立病院の多くは、地域医療支援病院や地域連携拠点病院になっているケースが多いです。地域医療支援病院の場合は、国の規定で200床以上の急性期病院となっています。急性期病院というのは、緊急性・重篤性の高い患者様を扱う病院です。そのため、大学病院ほどではなくてもある程度技術面で学べる場となっています。また、その医療機関の性格上、地域に根差し、地域の診療所と協力しながら、患者様を支えていくことになります。
大学病院では様々な地域から人が集まってきますが、市立病院の場合は、ある程度地域が限定されます。そこで働く看護師にとって旧知の方も多いと思います。その点、患者様と近い距離で関わっていくことができるかもしれません。ただ、知っている方が多いからこそ、プライバシー保護には配慮が必要です。市立病院の常勤で働く看護師の場合は、公務員となります。そのため、採用試験は面接試験だけというわけにはいかず、筆記試験も課せられます。場所によっては、書類選考時に小論文の提出を求められる場合もあります。
厚生病院の看護師
厚生病院とは、厚生連や農協関連の病院です。地域のために病院祭を行うところも多く、その際、農産物販売コーナーを設けているのも特徴です。農村の地域医療を担うために作られた病院であることがその様子からも伺えます。農村の地域医療が一番の目的のため、地域によって病院の形態はさまざまです。診療科目も多く、最新の設備も導入されていて、その地区の中核的な役割を担っている病院もあれば、高齢化が進んでいる地区では、療養型の病院がほとんどです。
このように、一口に厚生病院の看護師といっても、病院形態に左右されるため、仕事内容は一様ではありません。そのため、仕事内容そのものよりも地元に医療を通じて貢献したいという考えを優先される方に厚生病院はおススメです。
気になる賃金体系ですが、職員の場合、準公務員扱いです。国公立の医療機関と大差はないでしょう。また、管理職の場合、同一都道府県内の厚生病院間で異動がある場合があります。