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最近はフリーランス医が人気?~仕事内容と転職方法~
今までテレビや漫画で「フリーランス医」をみた経験はありませんか?
フリーランス医として働けば、実際の所、どのような状況になるか気になりますよね。
本記事では、フリーランス医の実態と、フリーランス医に転職するためにどうすれば良いかについて、詳しくご紹介していきたいと思います。
フリーランス医とは?
フリーランス医といってもあまり具体的なイメージ持てない人も多いのではないでしょうか。
フリーランス医とは、健診などの非常勤アルバイトとは少し違い、どちらかといえば「はっきり勤務期間の決まっている常勤医師」に似た働き方をします。
しかし、フリーランス医向けの求人を見てみると医療機関側は「非常勤」として募集することがほとんどなのです。
まずは、フリーランス医として働く長所と短所についてご紹介していきたいと思います。
フリーランス医として働く長所
長所は以下の通りです。
1、自由に職場を選べる
フリーランス医は、常勤医とは違い、場所に縛られることがなくなります。
様々な職場で働きたい先生方には向いているかもしれません。
1つの病院での煩わしい人間関係から解放されることも長所でしょう。
2、自由な勤務時間
フリーランス医は、勤務時間を選ぶことができます。
医師は心身ともに酷使するため、1日中働くのはきついと感じる先生方は多いでしょう。
ある程度勤務時間を自分自身で決めることが出来れば、体力的にも精神的にも休めます。
とても魅力的ですよね。
女性の場合、出産・子育てをするには適切な条件と言えるでしょう。
今後子育てをする予定の方には、打って付けかもしれませんね。
3、年収が上がる
フリーランス医の給料をご存じですか?
なんと、時給1万円という驚きの数字なのです。
日給にすれば8万円ほどがもらえます。
一般的な臨床医から転職するのであれば、年収が上がることが期待できます。
自由度が高くなり、さらに収入も増えるのはとても魅力的ですよね。
フリーランス医として働く短所
では、フリーランス医として働く短所は何でしょうか。
1、医師としてキャリアを積むのには不利
ヘッドハンティングやスカウトをされたなどという医師の方以外は、手術など専門性の高いことを任されることはありません。
そのため、若い医師がフリーランス医として働くのは、その後の医師キャリアを考えると危険性が高くなります。
また、専門的な医療技術の向上や多くの症例を診たいと考えている場合、フリーランス医として働くのは良いとは言えないでしょう。
フリーランス医には、一定の医療技術を持っていることが求められます。
もし将来フリーランス医になりたいのなら、専門医資格の取得と一定年数の経験を積む事がおすすめです。
2、 必要支出の増加
フリーランス医は確定申告や医師会費、国民健康保険、学会出席費用などが自己負担になります。
一般的な臨床医より必要支出が増えることを覚えておいてください。
3、通勤の大変さ
フリーランス医は複数の職場へ行くため、通勤が大変になります。
それに伴うストレスも多くなるでしょう。
場合によっては交通費も支給されないため、遠方の場合は交通費が支給されるかどうかを事前に医師転職エージェントなどにご相談ください。
4、何年か後の収入の差があまりない
フリーランス医は基本的にアルバイトですので何年働いても報酬は変わりません。
したがって、年収を増やすとなれば勤務回数や勤務時間を増やすことになります。
一方、臨床医は働いた期間によって収入が変わってくるため、長い目でみれば臨床医として働く方が収入を得られる場合があるのです。
5、契約状況が不安定
フリーランス医は1つの病院で働かないので、自分で変化について行く必要があります。
病院から契約を打ち切られることも少なくはないです。
フリーランス医になることを検討している先生方は、この危険性を理解した上で決定するべきでしょう。
医療技術の向上か、私生活の充実か、どちらに重点をおくかで長所と短所の比率が変わってきます。
医師を続けていく理由を考え、自分の中で長所と短所のどちらが大きいかで選ぶと良いかもしれませんね。
フリーランス医として働く医師はどの診療科が多いのか
ところで、フリーランス医として働く医師はどの診療科が多いのでしょうか。
ドラマなどで有名なのは外科医ですが、その他でも様々な診療科の医師がフリーランス医として働いています。
様々ある診療科のうち、最も多いのが麻酔科医です。
麻酔技術は手術の際に必ず必要なため、当直や救急の対応など業務は非常に多いのですが、麻酔科は慢性的に医師不足に陥っています。
したがって、ふつうの勤務医では対応しきれない仕事をフリーランス医に補ってもらうという理由で募集する医療機関も多いのです。
フリーランス医として働く上で求められる人物
最後にフリーランス医として働く上で求められる人物についてご紹介します。
フリーランス医は1つの職場ではなく、さまざまな職場を転々とし、その職場が依頼する業務を確実にこなす力を求められます。
そのためには求人から業務内容を把握しておき、自身の出来る分野と合うかどうかを見極めることが大事です。
また、職場によって経営方針や診療方針、雰囲気や医師と看護師の関係は変わってきます。
フリーランス医はそれらのルールに随時対応しなくてはならず、その場ごとの方針に基づいた方法で業務をこなす力が求められます。
以上より、フリーランス医には多くの職場と良い関係を保つためのコミュニケーション能力があることが良いと言えるでしょう。
フリーランス医に転職するには
フリーランス医について具体的なイメージを持てたところで、どのようにしたらフリーランス医になれるかについてご紹介していきます。
先ほど述べたように、フリーランス医は勤務状況が不安定であり、自分で仕事を探さなくてはなりません。
その仕事の探し方はいくつかあります。
まず、臨床医時代や大学時代の付き合いを利用して仕事を見つける方法です。
また、自分自身で営業をして仕事を得る方法もあります。
フリーランス医は複数の仕事を掛け持ちしている人が多いのですが、その場合は非常に忙しく、自分自身で営業することは難しいです。
そこでおすすめしたいのが、フリーランス医専門のエージェントなど、職業を斡旋してくれる専門機関に依頼する方法です。
仕事で忙しく、自分自身で営業活動を行うことの出来ないフリーランス医にとってはとても魅力的な方法ですね。
この場合が最も紹介される求人が多く、選択肢があるためより自分の希望に沿った職場が見つかるでしょう。
フリーランス医の場合、確定申告や税金についてなど1人で行うには大変な部分も出てきます。
フリーランス医専門のエージェントなど職業を斡旋してくれる専門機関に依頼すれば、さらに確定申告などの税金関連の助言をもらえる場合があり、フリーランス医にとっては心強い機関であると言えますね。
フリーランス医になると決意した先生方、まずは転職サイトに登録し、専門のエージェントと相談して転職を進めていってください。
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まとめ
今回は、フリーランス医の実態と、どのようにフリーランス医になれば良いかについて、具体的にご紹介してきました。
フリーランス医には、年収の高さや勤務状況の自由さなど、他の勤務医にはない長所がたくさんあります。
自分の中で長所と短所をはっきりさせ、転職すると決めたら、すぐに転職サイトへ登録しましょう。
より良い環境で働くことができるよう、「善は急げ」ですよ!