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香川県の医師求人|医師不足と医師転職事情について
先生方の中には、香川県への転職を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
医師として働いていると必ずぶつかるのが、その県での医療問題ですよね。
そこで今回は、香川県で転職を考えている先生に向け、香川県の医師転職事情と現状についてお話ししていきたいと思います。
香川県の医師数について
香川県の人口10万人あたりの医師数は、全国平均を上回っています。
また、女性医師の比率が年々増加傾向にあります。
これを聞くと香川県の医療は良いように感じられるかもしれません。
しかしながら課題があるのです。
1つ目は、45歳未満の医師の比率が全国平均を下回り、全国に先行して医師の高齢化が進んでいることです。
つまり、この現状が続くと、今後、医師数が減少していくことが予想されるのです。
2つ目は、人口10万人あたりの医師数が全国平均を上回っていると言っても地域での偏在が強いということです。
具体的には、人口10万人あたりの内科の医師数については高松、中讃医療圏のみ全国平均を上回っている状態で、人口10万人あたりの外科の医師数については、高松医療圏以外、全国平均を下回っています。
これらの問題から、香川県では、若い世代の医師が必要であると言えるでしょう。
特に外科医に関しては、全国平均を下回る医療圏が多く、また目や体力の衰えがあることから、若い世代の医師が必要となっています。
若い世代の先生方はぜひ、香川県への転職を検討されてみてはいかがでしょうか。
香川県民の健康について
次に、香川県民の健康志向についてお話ししましょう。
先生方は香川県に対してどのようなイメージを持っていますか?
多くの先生がうどんのイメージを抱いているのではないでしょうか。
実は最近、香川県民のうどんの食べ方が変わってきているのです。
香川県の調査によると、うどんを食べるときに副菜を摂る人が増えてきています。
その効果もあり、野菜摂取量も増加してきていますが、まだ必要量には一皿分足りていないのが現状です。
また、男性の肥満と60歳以上での糖尿病が疑われる人が増えてきています。
このように、香川県民の食生活は良くなってきている傾向にありますが、生活習慣病を中心にまだ課題が残っているのが現状です。
つまり、香川県で働くことを考えている先生は、専門分野に関わらず、糖尿病や肥満といった慢性疾患にも対応する能力が求められると言えるでしょう。
もちろん、糖尿病などの疾患については、内分泌・代謝の専門医へ紹介することになると思います。
しかしながら、専門医へ紹介する手前の患者さんについては、先生方が指導する必要があるでしょう。
慢性疾患は、言葉通り、慢性に進行し合併症などを引き起こす疾患です。
しかし、進行を食い止めることができれば、その後の患者さんのQOLや合併症の割合が大きく変わります。
紹介された専門医のもとで注意されるよりも、お世話になっている先生に注意された方が患者さんの耳にも届きやすくなるでしょう。
このように、香川県では、社会医学の分野や内分泌・代謝の分野を専門としている先生など、香川県民の生活習慣病を減らすことに貢献できる先生を求めています。
しかし、それだけではなく、先生方には、専門分野に関わらず生活習慣病に対応できる能力が求められています。
専門分野に関わらず、生活習慣病について興味のある先生は、香川県への転職を考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、香川県で転職を検討している先生方に向けて、香川県の医師転職事情と現状についてお話ししてきました。
香川県では、若い世代の先生、特に外科医を必要としているのですね。
また、香川県で働くには、専門分野に関わらず、生活習慣病について学ぶ姿勢が求められるという事でした。
一つのビジョンとして、香川県民を生活習慣病から守るためにも、香川県で働くことを検討されてみてはいかがでしょうか。